太腿の内側・外側、下腹部は脂肪が厚く取れる量も多いです。 大きな効果が現れるのは大腿〜お尻です、また太腿とお尻は繋がっており一連のシルエットになっているのでセットで吸引するのが望ましいです。
吸引量=大腿〜お尻>腹部>上腕>ふくらはぎ・足首 です。
背中は見えないので怖いのですが、こちらの指示に従ってしっかり丸くなり背骨と背骨の間を開いてじっと動かない様にしていただければ早く、痛みも少なく麻酔をかけられます。
標準的目安:太腿〜お尻=2500〜5500cc、腹=1000〜2500cc、腕=600〜1600cc、ふくらはぎ(足首含む)=400〜800cc、顔(二重アゴ含む)=20〜80cc なお吸引量とは脂肪そのものでなくトゥーメセント液や少量の血液も混じったものです。吸引量から、取れた脂肪量の計算の目安は吸引量の70%以下となります。
1,4ミリ〜3,0ミリを使い分けて吸引します。 この使い分けは取る脂肪層によって変えています。
大腿(お尻含む)だとだいたい夕方までかかります。よって患者さんには仕事をお休みして貰います。この手術の結果は脂肪を細い吸引管でいかに丁寧に長時間取るかで決まってきます、単純肉体労働に近いものがあります。短時間で終わらせたら脂肪が取れないし(大して変わらない)、太い吸引管を使用したら凸凹になり出血します。参考までに、腕、ふくらはぎ、お腹全体は半日くらいかかります。 また顔の吸引もしっかり取って小顔にするので術後の圧迫も大きいですし、そこそこ腫れるのでお昼休みにちょっと、というのはお受けしていません。
鈍い筋肉痛のような痛みがあり、我慢できないほどの激しい痛みではありませんが術後3〜4日は辛いと思います。その後、痛みが徐々に軽減して1週間も経てば大分楽になります。 痛いよりも細くなりたい!という皆さんの強い気迫があるからこそ、今もなお人気の高い手術なのだと思います。
術後2ヶ月くらいです。 ただし術後1ヶ月目〜毎日マッサージやエンダモロジーが必要です。放置でも柔らかくなるんですが、やはり毎日手がけてあげることで肌質も良くなりますし早く回復します。